盛岡誠桜の野球部監督が2年間の謹慎、前副部長が無期謹慎 調査、要請にも応じず騒動 暴言暴力、深夜の正座強要など判明

 日本学生野球協会の審査室会議が21日、都内で開かれ、盛岡誠桜高(盛岡市)の前副部長に無期謹慎、監督には2年間の謹慎処分が下された。

 盛岡誠桜の硬式野球部を巡っては、複数の元部員による引退後の飲酒・喫煙、部員に対する監督の暴言やハラスメントが疑われ、日本高野連が複数回にわたり調査を要請。だが、不祥事の疑いに関する調査報告要請に応じなかったとして、日本学生野球協会が校長を謹慎処分にし、それに対して校長が処分の撤回を求めて会見するなど、騒動となっていた。

 この日の会議では前副部長(今年2月盛岡誠桜を退職)が暴言や口止め、深夜の正座強要など、不適切行為や虚偽報告があったとして、除名の次に重い無期謹慎に。63歳の監督も「ぶっ殺すぞ」と腹部を叩くなど、暴力や暴言があったとして無期謹慎の次に重い2年間(24年9月7日~26年9月6日)の謹慎とした。

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