ヤクルト・オスナ&サンタナ 新たに3年契約 助っ人コンビ異例の早期合意

 ヤクルトが21日、ホセ・オスナ内野手(31)、ドミンゴ・サンタナ外野手(31)と来季から新たに3年契約で合意したと発表した。オスナは3年総額825万ドル(約13億1000万円)、サンタナは3年総額900万ドル(約14億3000万円)ともにプラス出来高でサインした。(金額は推定)

 球団として前例のない早期契約となった。契約最終年の今季を迎えるにあたり両者から「契約を延長したい」と申し出がかねてあったといい、奥村国際グループ担当部長は「待っていてもいいことはない」と舞台裏を明かした。

 2人はともに来日4年目。オスナはリーグ1位の38打点で、サンタナはリーグで2人しかいない打率3割以上を記録している。試合前は早出で打ち込むなど、真摯(しんし)な姿勢や故障しない強さも評価された。

 2人は21日の巨人戦でも躍動した。3-0の八回には先頭のサンタナが右前打を放つと、無死一、二塁からオスナが中前適時打。そろってマルチ安打で2連勝に貢献した。

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