巨人・松原と西武・若林の電撃トレードを両球団が発表 野手補強が急務の西武と右打ち外野手が手薄の巨人の思惑が合致

 巨人・松原聖弥外野手と西武・若林楽人外野手の交換トレードが合意したと24日、両球団が発表した。若林の巨人での背番号は「59」。

 今回のトレードは西武側が松原を強く欲したと見られ、ヘルナンデスの台頭で外野が固まってきた巨人では出場機会がなかった。巨人は丸、立岡、佐々木ら左の外野手が多い一方で、若い右打者はオコエ、萩尾らがいるが手薄で、補強ポイントに合致した。

 松原は巨人を通じて「読売ジャイアンツに入って7年半、とても良い経験をさせていただいたと思っています。今の自分があるのもジャイアンツのおかげです。本当にお世話になりました。ユニホームは変わりますが、引き続き応援いただければありがたいです。今後とも応援よろしくお願いします」とコメント。若林は「一番思い出に残っているのは初スタメンの試合で、自分の名前がコールされたとき、プロ野球選手になったんだなと実感しました。僕はリハビリ期間も長かったですが、どんなときもタオルを掲げて応援してくださったファンの皆さんには感謝しかありません。新天地でも走攻守でアピールして、戦力として認識してもらえるよう、一生懸命、一から頑張ります」と西武を通じてコメントした。

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