ヤクルト 昨季マツダ11連敗、今季も2戦2敗 高橋奎、小川、石川の3本柱で鬼門突破だ

 ヤクルト3本柱で目指すは鬼門突破だ。今季、マツダスタジアムでは2戦2敗で、昨季は11連敗を喫するなど苦手にしている球場。負の連鎖を断ち切ることが必須で、25日からの広島3連戦は高橋奎二投手(27)、小川泰弘投手(34)、石川雅規投手(44)で必勝バトンをつないでいく。

 先陣を切る高橋は前回制球に課題を残し、7四死球で5失点と乱調。「時間があったので」とセットポジションの投球を見つめ直すなど修正を重ね、快投を誓った。さらに昨季、マツダでの11連敗を止めた小川が「やれることやりきって勝ちに貢献したい」と続く。

 敵地の大声援が真っ赤な渦になって襲うが、石川も「大きな声援も逆に自分にしてくれていると思いながら」と前を向く。首位の広島とは5・5差。失うものはない。果敢に立ち向かっていく。

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