巨人 不調の坂本勇人が登録抹消へ 本人は危機感「リフレッシュとか言っている場合じゃ」阿部監督は「体、心を見直す」
「DeNA2-3巨人」(25日、ハードオフエコスタジアム新潟)
巨人・坂本勇人内野手が出場選手登録を抹消されることが決まった。
今季は61試合の出場で打率・234、4本塁打、18打点。6月は打率・159と状態が上がらず、スタメンを外れていた。
この日はヘルメットをかぶり、代打の準備をする様子もあったが、結果的には2試合連続の欠場。試合後、阿部監督は「大城と一緒で、一回、リフレッシュさせるんで。身も心も。最短10日で戻って来てほしいけど、もう一回やり直していい状態で」と抹消を明言した。
経験豊富な主力として欠かせない存在。勝負の夏場を見据え、再調整を決断した。現役時代をともにし、誰よりも坂本の実力を知る指揮官は「もう一回、体、心を見直す。技術もそうだし、そういう時間に充ててくれと言った。8月、9月にいなきゃ終わるんで。そのために本人と話し合った結果。ネガティブにこちら側は捉えてない」と復活への思いを口にした。
坂本自身は危機感を募らせ、「(自身としては)リフレッシュとか言っている場合じゃないし。しっかりね、ちゃんと良くなるように」と自らに言い聞かせた。