登録抹消の巨人・坂本 苦悩や本音を吐露 「何も正解は見つかっていない」「監督の期待に応えられないのは一番、悔しい」
不振のため26日に出場選手登録を抹消された巨人・坂本勇人内野手が27日、川崎市のジャイアンツ球場での2軍残留組練習に合流した。午前9時過ぎから黙々とランニングをしキャッチボールや打撃練習も行った。
ベテランは「もう一回ちゃんと(打撃を)見つめ直す」と決意。ただ「正直、何をどうしていっていいか、何も正解は見つかっていない。難しい」と苦悩の思いを吐露。何よりも「監督の期待に応えられないのは一番、悔しい」と本音を明かした。
今季61試合に出場し打率・234、4本塁打、18打点。21日からのリーグ戦再開後は7打数無安打4三振で、直近2試合はベンチスタートと、いずれも出場がなかった。大黒柱は「経験は人よりある」と自身のキャリアを生かして復調を目指す覚悟で「最短で戻りたい気持ちはもちろん」と正直な思いを吐露した。
抹消を決めた阿部慎之助監督は「もう一回、体だったり、心を見直す。技術もそうだし、そういう時間に充ててくれと言った」などと話し、心身共にリフレッシュのための抹消と説明していた。