東農大が涙の1部復帰 93年秋以来31年ぶり 18安打12得点で駒大撃破、エース・長谷川が完投 昨春3部降格から“下克上”
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「東都大学野球・入れ替え戦・3回戦、東農大12-1駒大」(27日、神宮球場)
2部1位の東農大が、1部6位の駒大を18安打12得点の猛攻で破り、2勝1敗で1993年秋以来、31年ぶりの1部復帰を決めた。北口監督や主将の和田らが歓喜の涙を流した。
初回から3連打で満塁の好機をつくると、菊池希の中犠飛で先制。二回にも2点を追加し、なおも2死満塁で和田が中堅右を破る走者一掃の適時三塁打を放ち、この回一挙5点を奪った。さらに、三、四回にも追加点を奪い五回までで11得点をマークした。
投げてはプロ注目のエース・長谷川が3安打1失点で完投勝利。1回戦は6回3失点で敗戦投手となった悔しさを晴らした。
昨春に3部降格も、1シーズンで2部に返り咲くと、今春に2000年以来24年ぶりの2部V。勢いそのままに悲願の1部昇格を果たした。