楽天 1軍初昇格へアピールを続けるドラ6中島「呼ばれてもいい自信はあります」
楽天のドラフト6位ルーキー・中島大輔外野手(青学大)が、初の1軍昇格へアピールを続けている。
3月のオープン戦では一時1軍に帯同するも、開幕を2軍で迎えた。ファームではここまで58試合に出場し打率・291、1本塁打、10盗塁という成績を残している。「調子自体はいいです」と話した中島。その要因としては「(環境に)体が慣れてきた。毎日試合があると、思うように体が動かないのが課題だった。今は疲れている中でも動かせるようになった。一つステップを上がって調子も安定してきた」とプロの環境へ徐々に適応できてきたという。
試合と練習を終えると、夜は1軍戦もかかさずチェック。特に同じ左打ちの外野手で主軸を担う小郷、辰己に注目。「直接会って話せないですけど、打席で何を考えているのか自分も見て学んで、吸収している。追いつきたいですし追い越したいですね」と語った。
投手と野手は違えど、同期の古謝や松田はすでに1軍デビューを飾っている。中島は「今はやるべきことがあるので、焦りはない」と前置きしつつ「(1軍に)呼ばれてもいい自信はあります。現段階ではいい感じですけど、もっと上を目指したい」と力を込めた。