楽天が今季11度目の零敗で3連敗 西武・今井には13連敗
「楽天0-4西武」(28日、きらやかスタジアム)
楽天は打線が天敵の西武・今井を攻略できず、今季11度目の零敗で3連敗。これで右腕に対し21年から13連敗となった。
打線を組み替えて難敵に挑んだ。今季初となる辰己、鈴木大の1、2番コンビ。約2カ月間1番に座っていた小郷を3番に据えた。ただ、チャンスを作っても一本が出なかった。
初回、先頭の辰己が左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、いきなり先制のチャンスを迎えるも後続が倒れ無得点。1点を追う四回は、2死三塁で浅村が三振に倒れた。結局四回から5イニング続けて得点圏に走者を置くなど、塁を賑わせたが最後までホームが遠かった。
一方、プロ2勝目を目指した先発の古謝(桐蔭横浜大)は、上々の立ち上がりを見せるも四回、岸に先制の適時打を許す。さらに六回には外崎に痛恨の2ランを浴び、6回3失点(自責2)で3敗目を喫した。
なかなか見せ場を作れず、満員に膨れたスタンドからはため息が漏れる展開に。これで山形での開催試合は通算1勝10敗となった。