巨人 丸が確信歩きのサヨナラ弾!栗林を攻略して延長戦の死闘を制す 歓喜のウオーターシャワー&東京ドームが興奮のるつぼに

 「巨人3-2広島」(28日、東京ドーム)

 巨人がサヨナラ勝ちで首位を走る広島との3連戦初戦に逆転勝ちを収め貯金1とした。

 延長十回、丸が栗林の浮いたフォークを完璧に捉え右翼席にたたき込んだ。丸は歓喜のウオーターシャワーを浴び、充実の表情を浮かべた。東京ドームは大歓声に包まれ、興奮のるつぼに。低めの難しいボールだったが、確信歩きの一撃で試合に終止符を打った。

 「本当に勝てて良かったです」と興奮気味にお立ち台で振り返った丸。栗林には「僕の記憶の中では無安打だったので。前に飛ばしたら勝ちだと思っていた。完璧な当たりだった」と振り返った。この日は4安打で首位打者に立ち「明日、落ちないように頑張ります」と力を込めた。

 丸のサヨナラ弾は2023年5月4日のヤクルト戦以来。チームは今季4度目のサヨナラ勝ちで、首位・広島との負けられない初戦を制した。

 打線は0-1の五回に2点を奪って逆転した。まずは2死三塁の好機で吉川が右中間に適時三塁打を放って1-1と試合を振り出しに戻した。好調のヘルナンデスも続いた。2死三塁の場面。新助っ人は、試合前の時点で走者三塁の打席では4打数3安打の打率・750。その数字通りに、この夜も遊撃内野安打を放ち、1点を奪って勝ち越しに成功した。

 三回には1死二、三塁の好機で岡本和の飛球で打球判断を誤り併殺に。先制機を逸していた中で汚名返上の勝ち越し打だったが、タイムリーの直後に今度は一塁で牽制死。スタンドは大きなため息に包まれたが、八回の第4打席で中前打を放って3安打猛打賞と奮闘した。

 先発したエース・戸郷は抜群の安定感を見せ、7回を3安打1失点と好投。八回は前夜、サヨナラ弾を浴びたケラーが1死二塁のピンチを招くも、最後は上本のバットを真っ二つにへし折って無失点。ただ最終回にバルドナードがバッテリーエラーで失点し同点に追いつかれたが、ベテランが価値ある一撃を放った。

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