オリックス 中嶋監督と水本ヘッドがコールドゲームに大激怒 敷田審判員に詰め寄り「後味悪すぎるやろ」「知らんがな、こんなん」

 「ロッテ4(降雨コールド)3オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 大雨の影響から、40分遅れの18時40分から開始したゲーム。試合前からドタバタのあったオリックスが敗戦した。試合後、中嶋監督らが審判員に詰め寄るシーンがあった。

 1点ビハインドの七回、攻撃が始まる前に中断。27分後にてコールドゲームが宣告された。中嶋監督は「後味悪すぎるやろ」と怒りをにじませ、「俺らはな、30人のな、生活かかっとるんじゃ」と責任審判の敷田二塁塁審に訴えた。40分遅れで開始したゲームが中断入り後、27分でコールドゲームが宣告されたことに水本ヘッドは「絶対おかしいよ、理不尽やん。こっちは40分待っとるじゃん!それぐらい整備してもええんちゃうん。27分やろ?おかしいやん」と激怒した。怒りは収まらず、指揮官は球場を去る際に「知らんがな、こんなん」と怒りをにじませた。

 敷田審判員は「雨をご覧になりましたかね。お客さんをこれ以上ね(待たせるのも)。27分でしたから、残り3分待っても違う結果になるかわからないですけど、お客さんを待たせるのはあれなんで、コールドゲームにしました」と説明した。40分の遅れはロッテ球団の判断だったといい、目安がない中、27分でのコールドゲーム宣告に至ったことには「我々の判断」とした。

 先発のエスピノーザは、1点リードの二回に一挙4点を失った。ソト、佐藤、上田、高部の4連打で3点を失い、その後、小川の中犠飛でもう1点を奪われた。この回以降は無失点で抑えていただけに、二回の投球が悔やまれる結果となった。

 打線は5月31日・中日戦以来に4番に座った森が2打席連続適時打と躍動した。まずは初回1死一、二塁の先制機。1ストライクから小島が投じた146キロ直球を左翼線に運び、適時二塁打を放った。「早めにリードしたかったので、先制点を取ることができて良かった」。チームは二回に逆転されたが、直後の三回に森が反撃の一打だ。

 三回2死一塁での打席。「なんとか次につなごうと思っていました」とフルカウントから左腕が投じた147キロ直球を強振。左翼フェンス直撃の適時二塁打をマーク。

 この日、チームは球場への到着が、約1時間遅れる事態に見舞われた。10時台のチーム便の新幹線で東上する際、大雨の影響から豊橋駅で約40分間の足止めを食らった。東京への到着も1時間遅れた形となり、急きょ、練習時間を短縮せざるを得なかった。試合開始も遅れ、受難続きだった。

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