ロッテ・小島が1カ月ぶりにの白星で今季5勝目「半歩でも前には進めた。ちょっとホッとしている」

 力投する小島(撮影・開出牧)
 ド迫力の演奏でライトスタンドの応援を盛り上げる習志野高等学校吹奏楽部(後方左)=撮影・開出牧
 土砂降りの中、コールドを告げる球審(撮影・開出牧)
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 「ロッテ4(降雨コールド)3オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの小島和哉投手が7回を4安打3失点(自責点2)とし、1カ月ぶりに白星。今季5勝目とした。これまで3連敗を喫していた左腕は「今日はちょっとマウンドに上がるの怖かったですけど、直近の試合全然良くなかったので。前回、福岡で良くなかったんですけど、チャンスをくれたことにもすごく頑張らないといけないなという気持ちもあったので、ちょっとほっとしてます」と振り返った。

 初回は1死一、二塁から森に先制の左翼線適時二塁打を浴びた。4-1の三回には2死一塁から、またしても森に左越え適時二塁打。だがここから立て直し、七回まで毎回三者凡退と圧巻の投球を披露。「(佐藤)都志也のリードを信じて投げました」と話した。

 思うようにいかなかった暗いトンネルを抜け、復調の兆しが見えた。小島は「こんな1試合で今までの分がちゃらになるわけじゃないので、この試合でどうこうとは思ってないですけど、ほんの少しでも半歩でも前には進めたと思うので、必ずこれを良い方向にもっていけるように。次の登板がめちゃめちゃ大事だと思うので頑張りたいと思います」と意気込んだ。

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