「中日１－５ＤｅＮＡ」（２８日、バンテリンドーム）

　ＤｅＮＡ・京田陽太内野手が古巣相手に躍動した。今季初の猛打賞となる３安打、２打点で快勝に貢献だ。

　「与えられたところで何とか結果を（出せた）というか、良い準備ができたので良かった」

　交流戦後初スタメンで縦横無尽の活躍を見せた。２０イニング連続無失点だった高橋宏から四回に先制点を奪うと、五回は敵失で１点を追加。なお無死一、三塁の好機で京田が右前に適時打を放ち、リードを広げた。

　さらに七回に祖父江から移籍２年目で中日戦初となる今季１号の右越えソロ。九回にも勝野から左前打を放った。今季は守備固めや途中出場も多いが、早い時間から練習に取り組む成果が出た。

　三浦監督も京田の活躍に「久しぶりのスタメンでもいい働きをしてくれた」と目を細めた。