ソフトバンク・近藤 13号3ラン 山川抜いてリーグ単独トップ 打点も3差2位で三冠見えた
「日本ハム1-7ソフトバンク」(29日、エスコンフィールド)
ソフトバンク・近藤の勢いが止まらない。五回2死一、二塁。伊藤の内角に入ってくるスライダーにバットを振り抜いた。高々と舞い上がった打球は右翼フェンスを越え、13号3ランとなった。「あまり覚えていない。二度とできないスイング」と近藤自身も驚く一発だった。
28日に続く2戦連発で、ついに山川を抜いてリーグトップに躍り出た。本塁打に加え、この日3安打の打率も・352と1位をひた走る。打点は1位山川に3差の46打点と迫り、3冠も現実味を帯びてきた。それでも「山川さんが本調子になったらあっという間に突き放されると思う。それまでにしっかり打っておきたい」と語った。
チームは8カード連続の勝ち越しを決め、貯金を今季最多の27とした。「本当に一戦一戦やるだけ。気持ちを常に強く持ってやっていきたい」。主軸として、まだまだ打ちまくる覚悟だ。