復帰後連勝ヤクルト・奥川 川合俊一さんパワーで995日ぶり神宮星 涙のち笑顔ファンに感謝「本拠地は特別」

 「ヤクルト6-1阪神」(29日、神宮球場)

 涙が晴れ、ヤクルト・奥川恭伸投手に笑顔が戻った。神宮に帰ってきた。22年3月に右肘痛を発症した本拠地で、5回2安打1失点で2勝目。「満員の神宮球場。僕は初めての経験だったので、たくさん力をもらいました」。喜びも苦しさも知った場所は、格別な景色を見せてくれた。

 緊張が表情に伝った。序盤から珍しく制球を乱す4四死球の乱調。味方の援護をもらいながら、「修正よりも1軍の試合は勝たないといけない」。求められる結果は理解している。状態の悪い中で、どう抑えるかを模索。初体験の声出し応援にも背中を押され、神宮で995日ぶりの白星だ。

 「そうだ、見てください」。奥川がおもむろにスマホを取り出したのは、1軍昇格直前だった。待ち受け画面でほほ笑んでいるのは、元バレーボール選手の川合俊一氏。サウナに入りながら見入ったテレビ番組にくぎ付けになった。歩くパワースポットとして紹介され、「川合さんを待ち受けにすると運気が上がるらしいんです」と笑った。

 思い立ったら即行動。「脱衣所行ったらすぐに変えました。やらないより、やった方がいいので」。瞬く間に幸運が舞い降り、980日ぶりの涙の復活星&神宮星と続いた。「本拠地っていうのは特別なので。本拠地で勝ちがついたのは、すごくうれしいことです」。川合パワーに加わる、強い思いと願いがある。奥川が拳を小さく握った。

 ◆川合 俊一(かわい・しゅんいち)1963年2月3日生まれ、61歳。新潟県出身。元バレーボール全日本男子代表主将。明大中野高等学校を卒業後、日体大へ進学。4年時には84年・ロサンゼルス五輪出場。88年のソウル五輪にも出場した。90年にインドアバレーボールを引退後、プロビーチバレーボール選手としてプレー。07年に日本ビーチバレー連盟会長、22年に日本バレーボール協会会長に就任。

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