巨人 岡本和4番降格も 好機で凡退連発に阿部監督「ちょっと考えようかな」
「巨人1-2広島」(29日、東京ドーム)
巨人は悪い流れを断ち切れなかった。チグハグな攻撃も響いた。広島を上回る7安打を放ちながらも1得点に終わり、痛恨の1敗を喫した。
阿部慎之助監督は試合後、「和真(岡本和)かな。あそこで(流れが)切れてしまうことが多々ある。ちょっと考えようかなと思います」と明かす。今季、全73試合で4番に据えた男の打順変更を示唆した。主砲は得点圏に走者を置いての凡退が目立った。八回に同点に追いつき、なおも2死満塁の場面では遊ゴロに倒れた。四回2死二塁でも遊飛に打ち取られた。岡本和は「僕が打ってれば点がもっと入っている」と反省した。
“聖域”である4番にメスが入る可能性は十分。貯金を使い果たし勝率5割となった巨人が、重要なターニングポイントを迎えた。