中日痛恨 緊急降板の橋本侑樹は左手指骨折の診断 続投志願もコーチが×印 無念の離脱
中日は30日、前日のDeNA戦で打球が直撃するアクシデントに見舞われた橋本侑樹投手が「左環指末節骨 骨折」と診断されたと発表した。
七回、橋本の投球に対して先頭の桑原がピッチャー返し。打球はワンバウンドして橋本のもとへ。左腕はグラブで捕球しにいったが、その際に左手の指に当たったとみられる。
いったんベンチに退いて治療を受けた橋本。拍手を背に再びマウンドに戻ったが、投球練習では初球が高めに抜けて捕手が捕球できず。2球目も高く浮いた。
3球目はストライクゾーンにきたが、4球目も外角に抜けたところで大塚投手コーチがベンチに×印。続投に意欲を燃やす橋本のユニホームを引っ張り強制的に降板を告げた。
橋本は今季自己最多にあと1試合に迫る27試合に登板して防御率1・44。貴重な中継ぎ左腕としてブルペンを支えていた。