巨人・阿部監督 勘違い連発の審判団をかばう「人間ですから、たまに間違えもありますよ」謝罪も明かす

 7回、山路球審(右)に投手交代を伝えるも呼吸が合わず苦笑いする阿部監督(撮影・佐藤厚)
 7回表の広島の攻撃前、山路球審(右)に投手交代を伝えるが、呼吸が合わず苦笑いする阿部監督(撮影・佐藤厚)
 9回、小園を捕飛に打ち取り小林(右)の元に歩み寄る大勢(撮影・佐藤厚)
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 「巨人3-2広島」(30日、東京ドーム)

 巨人が1点差を逃げ切り、首位広島に勝ち越した。

 1点リードの九回は右肩の違和感から1カ月半ぶりに復帰した守護神、大勢が2死満塁のピンチを作りながら無失点。阿部監督は「もうやるかやられるかの勝負だったと思いますし、そこで抑えてくれたので、ナイスピッチングでした」とうなずいた。

 また、六回、七回には投手交代を巡り、審判団が勘違いを連発した。七回は2死二、三塁で高梨から船迫に代えようとしたが、マウンドに行った杉内投手コーチがベンチへ戻ったと審判団が勘違い。結局、投手交代は認められた。

 阿部監督は「そうですね。ちょっとびっくりしてしまって。あれ、そうだったけ、みたいな(笑)。いや、できるよな、いやダメって言われちゃったんだよなっていう状況でしたので」と説明。ただ、山路球審の肩を優しく叩く場面もあり「でも審判の方も人間ですから。たまには間違えもありますよ。だけど間違いを認めてね、しっかりすみませんという事も試合中に仰っていたので」とフォローした。

 七回は前のイニングから続投した船迫を、先頭の代打・大盛が登場したところで交代しようとしたが、球審は認めず。「あれも投手交代できるんですけど、投球練習して、向こうが代打を告げられていたので、代えられるんです。けど、いったらダメですって言われちゃって(笑)。これ前もやったことあるよなって思いながら、そしたら『代打を告げられいたので大丈夫です』って急に訂正していただいた」とやり取りを明かした。

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