右肩手術のロッテ・石川歩、5回3安打無失点の好投 約2年ぶり勝利投手の権利得て降板 今月支配下復帰

 復帰マウンドで力投する石川歩(撮影・開出牧)
 力投する石川歩(撮影・開出牧)
 6回、投手交代を告げる吉井監督(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・石川歩投手が2022年9月13日・日本ハム戦以来656日ぶりに1軍で先発し5回75球を3安打無失点。2022年8月31日・ソフトバンク戦以来約2年ぶりの勝利投手の権利を手にマウンドを降りた。

 初回、2死三塁のピンチを背負ったが、西川を144キロの直球で見逃し三振に仕留め無失点スタート。2-0の三回には2四球を与え2死一、二塁としたが、冷静に腕を振り太田を右飛に打ち取った。

 五回は2死から福田に四球を与え、悔しい表情を浮かべたが、マウンドで捕手・田村と話した後、森は中飛とし無失点とした。

 右腕は昨季の開幕投手に指名されていたが右肩のコンディション不良のため回避し、プロ10年目にして初めて1軍登板なしに終わった。昨年10月には右肩の手術を受け、育成選手契約となっていた。

 今季はイースタン・リーグで8試合に登板し2勝0敗、防御率1・08の成績を残し、今月24日に支配下復帰した。

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