中日・田中 連敗止めた千金2点適時V打「決められてよかった」 チーム11試合ぶり3得点

 「中日3-0DeNA」(30日、バンテリンドーム)

 自分を、そしてチームを救った。二塁へ滑り込むと右の拳を握り締め、ほえた。均衡を破り、チームの連敗を3で止める殊勲打。「決められてよかった」。中日・田中が二塁上で大歓声を受けた。

 0-0の七回2死二、三塁。徳山の真ん中低めの148キロをコンパクトに振り抜く。ライナーで中前へ運ぶ先制の2点適時打だ。この一打をきっかけに11試合ぶりの3得点。1956年に記録した球団ワーストの11試合連続2得点以下に並ぶ寸前で止めてみせた。

 ヒーローインタビューでは本音がポロリ。3打席目までは無安打。「皆さんは『代打出せよ』と思ったはず。期待に応えられてよかった。僕も『代打出してくれ』と思ったくらい」と明かして場内を湧かせた。前半戦も残り16試合。7月の反攻を期す竜を背番号2が引っ張っていく。

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