ヤクルト・村上宗隆がファン投票で2年ぶり球宴 いまだアーチなし “1号”意欲「皆さんが笑顔になってくれたら」 長岡は3年連続選出

 ファン投票でのオールスター出場を決め、ポーズをとる長岡(左)と村上(撮影・西岡正)
 ファン投票でのオールスター出場を決め、ポーズをとる長岡(左)と村上(撮影・西岡正)
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 「マイナビオールスターゲーム2024」(23日・エスコンフィールド、同24日・神宮球場)のファン投票の最終結果が2日、発表され、ヤクルトからは2年ぶり4度目の選出となった村上宗隆内野手、3年連続3度目の選出となった長岡秀樹内野手が選ばれた。

 村上はセ最多得票を獲得し、三塁手部門で2年ぶりの選出を決めた。「ファンの皆さんにたくさんの票をいただいてすごく感謝していますし、神宮球場でも開催されるので、1人でも多くのファンの皆さんに、プレーする姿を見て喜んでいただけるように頑張りたい」と話した。

 村上は過去3度の出場で、いまだ球宴アーチはなし。全セの指揮を執る阪神・岡田監督も「一発ホームランを打ってほしいですね。メンバーに入ってくると思うので、当然4番でいきたい」と「4番・村上」を早くも約束。村上もニュースなどで見聞きし、「打って、皆さんが笑顔になってくれたらなと思います」と“球宴1号”に意欲も見せた。

 またこれまでの球宴では、1996年にイチロー氏が登板し、代打で現ヤクルト・高津監督が代打で登場するなど、さまざまな伝説が語り継がれている。村上は「(プランは)ないです」と笑い、僕はバット振ります。派手なプレーとまではいきませんけど、シーズン中なかなか見られないようなフルスイングを見てほしい」と意気込んだ。

 一方の長岡は、過去2年いずれも補充選手としての選出だっただけに、“自力”での選出は初。「僕自身、ファン投票で選出していただくのは初めてなので、すごく嬉しく思いますし、頑張ろうと思います」と意気込んだ。

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