巨人 痛恨逆転負け4位転落 今季5戦5勝の地方球場で初黒星 八回無死一塁で得点奪えず阿部監督「打てなかったら負ける」
「巨人1-2中日」(2日、セキスイハイム松本スタジアム)
地元ファンの大きなため息に球場が何度も包まれた。巨人は7年ぶりの長野県・松本での開催となったが、痛恨の逆転負けを喫した。
期待を背負った山崎伊が、奮闘したが勝てなかった。落とし穴は1-0の五回。福永に2ランを浴びて逆転を許し、「本塁打は防げるので」と反省した。今季、試合前の時点で地方球場での登板は4戦4勝と抜群の相性を誇っていた右腕が初黒星を喫した。打線は1点を追う八回無死一塁の場面を迎えたが得点を奪えず、阿部監督は「そこで打てなかったら負けるし、打っていたら逆転で勝っている。そこが勝負の難しさでもある」と厳しい表情で語った。
チームは今季5戦5勝の地方球場で6戦目にして初めて敗れ、貯金はまたもなくなり4位に転落した。仕切り直すしかない。