中日 涌井緊急降板のアクシデント重なり連勝ストップ 自ら降板を訴えたか 打線は反撃も1点止まり

 3回、涌井はヘルナンデス(左)に3ランを打たれる(撮影・佐藤厚)
 巨人打線を相手に力投する涌井(撮影・佐藤厚)
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 「巨人6-1中日」(3日、上毛新聞敷島球場)

 中日が完敗で連勝ストップ。再び借金6に逆戻りとなった。

 先発の涌井が誤算だった。三回にヘルナンデスに先制3ランを被弾すると、五回1死三塁となったところで大塚投手コーチとトレーナーがタオルを持ってマウンドへ。大粒の汗をぬぐっていたが、続投不可能と自ら判断したのか、投手コーチがベンチへ交代のサインを送った。

 ナイターながら試合開始時の気温が30度を超える酷暑。涌井は大粒の汗を流しており体調に異変が生じたか、打球直撃のアクシデントもあっただけに、状態が危ぶまれる降板となった。

 リリーフ陣も失点を重ね、九回で6点のビハインド。反撃の1点をかえすにとどまった。

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