負傷で痛みをこらえるヤクルト捕手に対する球審の行動がSNSで感動と称賛呼ぶ「この気遣いは素晴らしい」「行動がイケメン」

 ヤクルト・松本直樹
 8回、投手交代を告げる高津監督=3日
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 「DeNA3-5ヤクルト」(3日、横浜スタジアム)

 DeNAが2点を追いかけた九回裏、ヤクルト・木沢が1ストライクから度会に投じた2球目がワンバウンドして、捕手・松本直の体の一部に当たった。激しい痛みのあまり、松本直は体を丸めるようにしてしばらく動けなかった。

 この一連の流れを一番近い場所から目視していた石山球審は、捕手の前方に回ってマスク越しに松本直の様子をうかがいながら、声をかけているように見えた。松本直は三塁側の自軍ベンチに向かって、手のひらを地面に向けるように動かし、「大丈夫」のシグナルを送っていたが、それでも140キロを超えるボールが体に当たったのだから、痛くないはずがない。

 次の瞬間、石山球審は本塁前に移動。ホームベースに散った砂をブラシで丁寧に払い、松本直から痛みが遠ざかるための時間を稼いだ。

 この行動にSNSでは「この気遣いは素晴らしい」「行動がイケメン」「この時間稼ぎは許される」「思いやりにあふれた温かい行動だね」「今日の判定は微妙だったけど、この行動はストライクや!」といった反響が集まっていた。

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