プロ初完封のDeNA・平良 人柄がにじみ出るお立ち台にスタンドから大きな拍手
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「DeNA3-0ヤクルト」(4日、横浜スタジアム)
113球の力投でプロ初完投初完封で今季2勝目を挙げたDeNA・平良がお立ち台に上がったが、人柄がにじみ出る言葉が何度も口を突いた。
平良は「昨日まで中継ぎの方がたくさん投げていたので、少しでも長いイニングを投げたいと思っていました。それに守備の人たちのいいプレーにも助けられました」と救援陣を助けたいという思いと、周囲への感謝を述べた。
九回2死の場面では、球場全体から完封を願う大歓声が飛んだが、これに対しても「たくさんの歓声を頂いてありがとうございます」とにこやかな笑顔を浮かべて頭を下げると、一段と大きい拍手が平良に寄せられた。
九回2死一、三塁から宮本を空振り三振に仕留めた際には、平良も捕手の山本も両手をV字に広げて抱き合い、喜びを分かち合うシーンが印象的だった。