西武入りの野村大樹が心境「複雑な思い」本音も「母校が1番近い球団ですし心機一転頑張ろうと思います」

 ソフトバンク・野村大樹内野手(23)と西武の育成、斉藤大将投手(29)の交換トレードが5日、両球団から発表された。

 野村は球団を通じてコメントを発表。「これまでプロ入りから5年半もの間ホークスで過ごさせてもらったので、話を受けてすぐは複雑な思いもありましたが、ライオンズさんに必要とされて行くと思っているので今は素直に頑張ろうという気持ちです」と心境を伝えた。

 ソフトバンク時代を振り返り「ホークスでの一番の思い出はプロ初安打(2019年9月28日、オリックス・バファローズ戦)を打った時です。みんなが一緒に喜んでくれましたし、小さな時から見ていたプロ野球の世界で自分がヒットを打ったというのはすごく印象的なことでした」とした。

 ファンに向けてメッセージも。「これから関東の球団に行くということで、母校(早実)が一番近い球団ですし、心機一転頑張ろうと思っています。ファンの皆さんへは、これまでの応援の感謝を伝えたいです。これからの僕も、ホークス戦以外は応援してくれたら嬉しいです」と語った。

 歴史的低迷に苦しむ西武は23歳と若く、強打が売りの野村大をオファー。左投手の層を厚くしたいソフトバンクは、育成ながら本来の姿を取り戻しつつある斉藤を獲得することで、両球団が合意した。

 野村大は早実から18年ドラフト3位で加入。早実時代は一学年上の日本ハム・清宮と中軸を打ち、甲子園でも活躍した。プロ入り時も早実の先輩、王会長のいるソフトバンク入りで注目を集めた。昨季は41試合に出場してプロ初本塁打もマーク。今季はファームで打率・281、2本塁打、20打点をマークしているが、1軍では2打数無安打と出場機会に恵まれなかった。

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