高校野球広島大会 マツダスタジアムでの開会式で修道・中垣主将が選手宣誓「野球への尊い思いを胸に」感動文言に大きな拍手
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「高校野球広島大会・開会式」(6日、マツダスタジアム)
第106回全国高校野球選手権広島大会の開会式が行われた。
選手宣誓を行ったのは修道の主将・中垣咲哉内野手(3年)。「野球への尊い思いを胸に、甲子園を目指して、懸命に戦うことを誓います」と締めくくると、大きな拍手が送られた。
大役を終え、ほっとした表情を浮かべた中垣主将。大役が決まった際には「野球の尊さを伝えたい」と意気込んでいた。そこから約2週間。文章は家族、国語の先生、監督、部長らと考えたと明かし、部員の前で数回、予行演習を行って本番に挑んだ。「やりきれたなという感じです。周りを見る余裕がなかったので一生懸命やるだけでした。野球への尊い思いを胸にという言葉が、響いてもらえたらうれしい」と振り返った。
初戦となる8日の広島市工戦へ向け「ここからはチームとしての試合に集中して、修道高校として一つでも多く勝って、夏を長くできるように頑張りたい」と意気込んだ。