高校野球 三重大会で昨夏王者のいなべ総合が初戦敗退の波乱 甲子園常連の沖縄尚学はTブレークでサヨナラ勝ち 各地で本格的に開幕
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第106回全国高校野球選手権の地方大会が6日、各地で本格的に開幕。三重大会では昨夏王者のいなべ総合が尾鷲に8-5で敗れ初戦敗退の波乱があった。
いなべ総合は初回に2点を先行される展開。それでも地力を見せて七回に2点を勝ち越した。だが尾鷲の驚異的な粘りにあい、直後の八回に試合を振り出しに戻されると、九回に一挙4点を失ってしまった。
沖縄大会では甲子園常連校の沖縄尚学が延長十回タイブレークの末にサヨナラ勝ち。初回に3点を先制して先行するも、沖縄工に粘られ五回に3点を奪われて同点に。直後に勝ち越すも八回に再び追いつかれて延長戦に突入していた。
福岡大会ではセンバツ出場の東海大福岡が北九州に10-0の6回コールドで3回戦を突破した。広島大会はマツダスタジアムで開会式が行われ、選手宣誓を行った修道の主将・中垣咲哉内野手(3年)が「野球への尊い思いを胸に、甲子園を目指して、懸命に戦うことを誓います」と力を込めると、スタンドから大きな拍手が送られた。