ヤクルトが3連敗 サンタナベンチ外の打線が1得点 高橋奎は6回2失点も5敗目

 「ヤクルト1-4巨人」(6日、神宮球場)

 高津ヤクルトが3連敗。巻き返した6月から一転、7月に入って2カード連続でカード負け越しと苦しい状況が続いている。

 先発の高橋奎が立ち上がり、巨人の主砲・岡本和に先制2ランを被弾。いきなりのビハインドとなったが、その後のピンチは踏ん張った。二、三回といずれも得点圏に走者を背負う投球にはなったが、いずれも要所は締める粘投。徐々に状態を挙げ、6回6安打2失点でマウンドを降りた。

 援護したい打線だったが、5日の同戦で途中交代していたサンタナがベンチ外。高津監督は「状態を見て」と話すにとどめていたが、試合前練習から不参加だった助っ人不在の中、山田、村上、オスナのクリーンアップで挑んだが、なかなか得点に結びつかなかった。

 2点を追う六回には巨人から現役ドラフトで移籍した北村拓が、代打で今季1号を記録。移籍初アーチで勢いづいたかと思われたが、直後に中継ぎ陣が巨人打線につかまって2失点。流れをつかめなかった。

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