全国初の単独出場・青鳥特別支援が歴史的一戦 敗戦も「悔いはない」「大きな扉開けた」

 「高校野球西東京大会・1回戦、東村山西66-0青鳥特別支援」(7日、スリーボンドスタジアム八王子)

 知的障がいのある生徒が通う青鳥(せいちょう)特別支援学校が、特別支援学校では全国初の単独出場を果たした。5回コールド負けとなったが、主将の白子悠樹外野手(3年)は「今までの練習の成果を今日、一番出せた。悔いはない」と涙を拭いつつも笑顔を見せた。

 初回には、「1番・遊撃」で出場した1年生の岩本大志内野手が、チーム唯一の安打となる右前打をマーク。岩本は二回途中から三回途中までマウンドにも上がった。同校では唯一、中学時代にクラブチームで硬式野球を経験している。「すごいうれしかった。家族や支えてくださった人に感謝したい」と振り返った。

 同校は昨年5月に東京都高校野球連盟への加盟が認められ、夏の西東京大会に他の2校との連合チームで出場。今春に1年生が入部し、部員が6人から12人に倍増し、単独で出場が可能となった。久保田浩司監督は「特別支援の教育が始まって77年目で、大きな扉を開けた。これから歴史を刻んでいかないと」と未来を見据えた。

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