ロッテ 西武戦開幕11連勝 藤原2安打3打点、先制&ダメ押し三塁打2本
「西武2-9ロッテ」(7日、ベルーナドーム)
6月28日に右膝蓋(しつがい)骨骨折から1軍復帰したロッテ・藤原恭大外野手が、2安打3打点。自己最多1試合2本の三塁打の活躍だ。
「きょうは(真っすぐを)一発で仕留められるように、狙いを定めていった。やれるべきことをやって、1打席でも多く立ちたい」
三回は無死一塁から右翼へ先制の適時三塁打。八回には1死一、二塁から右中間への2点適時三塁打を放った。“勝利の女神”的存在で、藤原が出場した8試合は7勝1敗と勝率は8割超え。2軍で「ルーティンからしっかり見つめ直した。バットを肩に乗せてから振るようにした」とレベルアップして帰ってきた。
チームは5連勝で西武には開幕11連勝とし、同一球団開幕連勝の球団記録を更新。吉井監督は「何とかレギュラーになってチームを引っ張ってほしい」。期待の若武者がまだまだ打ちまくる。