阪神・野口恭佑のプロ初安打を祝福するDeNA・宮崎の姿に「これは惚れる」「一気にファンになった」「阪神ファンだけどこれから応援するわ」
「阪神6-5DeNA」(7日、甲子園球場)
阪神が今季4度目のサヨナラ勝ちを収めた試合の中に、心温まるシーンがあった。DeNAが4点をリードした五回無死一塁から、阪神の代打・野口が右前にプロ初安打を放った場面だ。
右翼・度会が後逸して1点を失い、野口は三塁まで進んだ。プロ初安打の記念のボールとあって、阪神ベンチは記念球の返還を求める声を伝え、DeNA内野陣から、筒井一塁ベースコーチを介して無事に一塁ベンチに手渡された。
すると、この一連の流れを見ていたDeNAの宮崎が野口に「初ヒット?」と問いかけた。これに野口が「はい」と返答すると、宮崎が満面の笑みを浮かべながら「おめでとう」と祝福し、うなずくシーンがあった。
SNSでは「1点取られたのに、相手選手の初ヒットを祝えるなんていい人」「これは惚れる」「阪神ファンだけど、これから少しだけ応援するわ」「一気にファンになった」「こういうところに人間性って表れるよね」「野口君もうれしかっただろうね」「初ヒットおめでとう」といった反響が集まっている。