ロッテは連勝5でストップ 吉井監督「チャンスのところで一本も出なかった」 九回に中村奨吾が追撃2号2ランも及ばず

 4回、二ゴロ併殺に倒れ首をかしげる安田(撮影・開出牧)
 9回、左越え2ランを放つ中村奨(撮影・開出牧)
 7回、小野投手コーチ(82)からアドバイスを受けるメルセデス(右)。捕手・佐藤(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-4楽天」(9日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは、楽天先発・内を前に決定打を欠いた。連勝は5でストップ。吉井理人監督は「打てる人は打っていたんですけど、チャンスのところで1本も出なかった」と話した。

 打線は三回まで得点圏に立てず。0-3の四回1死には連打と四球で満塁としたが、安田が二塁併殺打に倒れ、無得点だった。

 0-4の九回には、1死一塁から中村奨が左翼スタンドへ今季2号2ランを放り込み反撃ののろしを上げたが、逆転には至らなかった。中村奨の一発について指揮官は「カウント3-2からまっすぐをあんなに思い切り良く振ったのは久しぶりに見た。これからどんどん打ってほしい」と期待した。

 先発・メルセデスは、初回に2本塁打を被弾。だが、その後は持ち直し、ピンチでも粘りの投球を披露。7回105球を投げ7安打3失点とし、今季4敗目を喫した。指揮官は「ボール先行のカウントからまっすぐをホームラン打たれることが多くなっている。質も春先と比べると落ちているところもあるので、もう一回しっかり調整してほしい。最後は七回まで変化球多めにしてうまくかわしていた」と振り返った。

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