巨人 40勝一番乗りで33日ぶりに首位返り咲き 岡本和15号3ラン&決勝犠飛、広島との首位攻防戦第1R制す

 「広島3-5巨人」(9日、マツダスタジアム)

 巨人が広島に競り勝ち、33日ぶりの首位に立った。5連勝で40勝一番乗り。4番・岡本和が逆転の3号3ラン&決勝犠飛の4打点と大活躍。チームは今季、4敗2分けの“鬼門”マツダスタジアムで初勝利を飾った。

 試合が動いたのは四回だった。直前、遊撃・泉口の失策から先制点を献上。チームに嫌な流れが漂い始めた中、岡本和が、1死一、三塁で打席に立った。相手は同球場で38イニング連続無失点中だった森下。まさに無双の相手に対して1ボールから2球目、外寄り高めに浮いたカットボールを見逃さなかった。

 「打ったのはカットボール。点を取られた後すぐに取り返せて良かったです」。6日の神宮戦以来2試合ぶりの15号は、チームとして今季マツダスタジアム初本塁打。ゲーム差0で迎えた首位攻防戦で先手を取った。じわり、じわりと同点に追いつかれた直後の八回には、1死一、三塁の好機で再び岡本和。右翼方向にきっちり犠飛を打ち上げ、三走・吉川が決勝ホームに滑り込んだ。

 先発の山崎伊は6回1/3を投げて4安打3失点(自責2)。2番手のケラーが打たれて勝敗は付かなかったが、以降、高梨、バルドナード、大勢と繫いでリードを守った。

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