ヤクルト あと1死から痛恨のサヨナラ負けで5連敗 高津監督「自分から傷口を作っている」と四球に猛省求める
「阪神2-1ヤクルト」(9日、甲子園球場)
高津ヤクルトが悪夢のサヨナラ負けで5連敗。守護神・田口が1点を守れず、借金は今季最多タイの11となった。
両先発の投手戦は四回に宮本の適時打で1点を先制した状態で、九回まで進んだ。それでも守護神・田口が踏ん張れない。1死走者なしから代打・野口に四球を許すと、代打・原口に左前打でつながれた。さらに坂本の打球を守備固めで途中出場していた三塁・北村拓がファンブル。満塁を背負うと、最後は近本にサヨナラ適時打を許した。
高津監督は「やっぱりああいうところでフォアボールを出すのは非常に痛いですね。自分から傷口を作っているので、終盤投げるピッチャーっていうのは。やっぱりその1つのフォアボール、1球っていうのは非常にクローズアップされるので」と話した。
試合後の田口は「監督がおっしゃったように四球が全てかなと思います。自分の技術不足です」と猛省。北村拓は「僕がとっておけば勝っていたので、本当に申し訳ないです」と唇をかんだ。