有原キラー・森でオリックス4連勝 V打含む2安打1打点 借金完済まであと「1」
「オリックス3-0ソフトバンク」(9日、京セラドーム大阪)
有原キラーのオリックス・森が、勝利の流れを作った。決勝打を含む2安打1打点の活躍に「気持ち良かった!!(有原からの勝利は)デカいですね。チームの勢いそのままにって感じです」と目尻を下げた。
強烈な当たりだった。初回2死二塁。カウント1-1から右腕が投じたツーシームを強振した。遊撃・今宮を強襲する一打が中前適時打に。六回も右腕から右中間フェンス直撃の二塁打を放ち、力強い打撃を見せた。
森は昨季、有原との対戦打率が・545、1本塁打で、今季も・444と好相性だ。6月から打撃の状態が上がってきた要因には「自分のことではなく、対投手で考えることでいい結果が出ている」と自己分析する。
指名打者での出場時は体が固まらないように極力、座らないことを心がける。夏場は肉離れなどを避けるために、「水分を多く取ってます」と自己管理を徹底する。決して準備は怠らない。
チームは今季2度目の4連勝で借金完済まであと「1」となった。お立ち台で森は「明日はウチのエースの宮城が投げるので、みなさんで絶対に勝ちましょう」とニヤリ。森の勝負強い一打で、連勝街道を突き進む。