厚木が逆転勝利で3回戦へ 6人だけの3年生、団結の秘けつは“青春の帰り道”「恋愛の話が…」

 「高校野球神奈川大会・2回戦、厚木7-3サレジオ学院」(10日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)

 1回戦サヨナラ勝利の厚木が、逆転勝利で2回戦も突破した。

 主将を務める玉木康生捕手(3年)が2本の長打に、勝ち越し犠飛を含む3打点と躍動。「真っすぐに対して練習してきた。真っすぐが良い投手でしたけど、バットが振れていました」。今春の神奈川大会では地区予選で敗退。好機での凡退や守備のミスがあり「春は迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちだった。夏は何としてもチームを引っ張っていきたいと思っていたので、少し楽になりました」と胸をなで下ろした。

 3年生は6人のみ。「後輩は数が多いので、大変な部分はありました」と苦労も多かったが、「どの高校さんよりも仲の良さとか信頼度は高いと思います」と団結してきた。秘けつは「毎日、一緒に変えること」だ。約束したわけではなく、自然と毎日6人で駅までの帰路につくようになった。「コンビニで何か買ったり、ご飯に行ったり…。野球の話もしますし、『テストやばいわ~』とか学校生活のこととかも話します」。

 印象深かった帰り道を問われると、「恋愛の話とか…」と照れ笑い。ささいだが、何にも変えがたい6人の時間が絆を生んでいる。

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