日本ハムが逆転勝ちで２連勝 五十幡が連夜の激走で同点劇演出 マルティネスが勝ち越し３ラン
「西武１－６日本ハム」（１０日、ベルーナドーム）
日本ハムが逆転勝ちで２連勝をマークした。
０－１の七回。先頭・レイエスが巨体を揺らしながら遊撃内野安打で出塁するとベンチの新庄監督が動いた。代走に送った一走・五十幡が鮮やかに二盗を決め、送りバントで１死三塁の好機を迎える。代打で起用した郡司は浅い中飛だったが、タッチアップした三走・五十幡が快足を飛ばして本塁を陥れ同点に追いついた。チームが連敗を４で止めた前夜、好走塁で貢献した五十幡について指揮官は「足を向けて寝られない」と絶賛したが、この夜も売り物の走力を披露した。
１－１の八回にはマルティネスが強烈な勝ち越し弾を放った。１死一、二塁の好機。ここで４番が左翼席に９号３ランをたたき込んだ。
先発した金村は初回に１失点し先制されたものの、その後は球威のある直球と切れ味鋭い変化球を駆使して粘った。７回を５安打１失点と好投した。
