「西武１－６日本ハム」（１０日、ベルーナドーム）

　日本ハムの快足選手、五十幡が試合前に独自練習。球団公式Ｘが動画を投稿し、注目を集めた。

　五十幡はポールを首の後ろで抱えるようにして持ち、「Ｔ」の格好で円を描くように奏功。球団公式では「ベースランニングに近い負荷をかけています！！」と説明もされた。

　独自練習の効果もあり、今季はけがの離脱も少なく５４試合に出場。ここ一番での代走を中心に、チームに欠かせない戦力となっている。

　動画を見たファンからはその独特な練習方法に「遊んでるようにしか見えんｗ」、「アラレちゃん走法」、「独自練習すごいね」などの声が寄せられている。

　五十幡は前夜の試合でも代走で併殺を阻止して決勝点をアシスト。この日も１点を追う七回、代走で出場して二盗、送りバントで三塁に進み、犠牲フライで生還。同点のホームを踏んだ。

　試合後、新庄監督は「勝利をもってきてくれる１億円の足」と、前夜に続いて足で同点劇を演出した韋駄天を称賛した。