ヤクルトがマツダで6戦全敗 泥沼の借金13も高津監督「大丈夫ですよ、上がっていきますよ」と鼓舞
「広島4-3ヤクルト」(12日、マツダスタジアム)
高津ヤクルトが泥沼の7連敗で借金13。またしても鬼門・マツダで勝てず、敵地では6戦全敗となった。
この日は過去3度の対戦で22イニング1得点と苦戦してきた広島・床田から3得点。序盤から攻撃の形をうまく作ったが、先発・石川が5回4失点と踏ん張れず。1点を追う八回1死一、二塁、九回1死三塁をいずれも生かせずに接戦を落とした。
試合後の高津監督は「四球を絡めながら先に点を取ったのは非常によかったです。点を取って取られてというところがちょっとゲーム展開が重くなりましたけどね」と振り返った。
これでマツダでは6連敗といまだに勝利がない状態だが、「プレー自体はそんなにやりにくそうに見えないですけどね。なんなんでしょうね。何かあるのかよくわからないですけど」と首をかしげた。
現状打破へ、高津監督は「まあ、大丈夫ですよ。上がっていきますよ」と選手らを信頼。起爆剤になるものが何かを問われると、「ピッチャーなら完封じゃないですか。ゼロで抑えれば絶対に負けないので。まあでもそこまで言ってもあれなので。こうやって競ったときにどうやって勝つか。競ったときに取れるような感じでいかなきゃいけないでしょうね」と続けた。