中日痛恨 緊急降板の涌井は「右広背筋肉離れ」で離脱へ
「中日10-8阪神」(13日、バンテリンドーム)
中日の涌井秀章投手が二回表開始前の投球練習中に異変を訴え緊急降板した。球団は試合後、名古屋市内の病院で検査を行った結果、「右広背筋肉離れ」の診断と発表した。
涌井は数球、ボールを投じマウンドでうつろな表情を浮かべた。慌てて投手コーチがマウンドに行って状態を確認したが、うながされるようにしてベンチへ戻り、そのまま交代となった。
涌井は前回登板となった巨人戦でも熱中症の症状が出て五回途中で緊急降板。相次ぐアクシデントで今回は離脱が避けられない状況で、今後は医師、トレーナーと状態を確認しながら治療を行い、早期復帰を目指す方針となった。