ロッテ、首位ソフトバンクに7差 最大12・5差から猛追 交流戦明け6カード連続勝ち越し

 「ロッテ6-0オリックス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 夜空に打ち上がった花火を背に、さっそうとダイヤモンドを駆けた。ロッテ・ソトが先制の10号3ラン。今季53打点目とし、ソフトバンク・山川を抜いてリーグトップとなった。

 「長打と考えず、良い打席にしようと思っていた。結果的にホームランになって勝ちをもたらせてうれしいです」

 0-0の三回2死一、二塁。カウント1-1から128キロのスライダーを捉えた打球は高々と舞い上がり左中間フェンスを越えた。ベンチ前ではおなじみのポーズ“ゲッツ”も決めてみせた。

 NPB歴は7年目ともう長いが、パ・リーグは1年目だ。「パ・リーグの方が平均球速が速い投手が多い」と話すが、「自分のフォームが決まっていれば打てる」と環境が変わってもぶれることはない。7年連続の2桁本塁打も達成した。

 チームは3連勝となり、7月は8勝2敗。交流戦明けから6カード連続勝ち越しと絶好調。7月2日に最大12・5ゲームあった首位ソフトバンクとの差は7ゲームまで縮まった。吉井監督は「1番、1番頑張っているだけです」。変わらぬ姿勢で、首位を猛追する。

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