オリックス・西川4号V2ラン カード初戦落球→敗戦の汚名返上「何とか同じカードで取り返せた」

 「ロッテ1-5オリックス」(14日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスは4番に座った西川の一振りで同一カード3連敗を免れた。1-1の四回無死一塁で甘い変化球を見逃さず、力強く右翼席に運んだ。自身の打撃に厳しい職人肌の強打者も「あの打席は良かった。一発で仕留めることができた」と納得顔を浮かべる勝ち越しの4号2ランだった。

 今カード初戦だった12日は簡単な左飛を落球し、失点のきっかけをつくった。この1失点で敗れ、連勝は5でストップ。「1戦目は僕で負けた。(先発した)曽谷とチームに申し訳なかった。何とか同じカードで取り返せた」と汚名返上を期していた。

 これで6試合連続安打。「別に『4番』とは思ってない。4番目(の打者)くらいに思っている」と打順へのこだわりは語らないが、中軸で頼もしい存在感を放っている。

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