3連敗のソフトバンク・小久保監督 無死満塁で登板し3押し出し四球の杉山に「これにへこたれずやってほしい」

 7回、3者に押し出し四球を与えて降板する杉山(右)
 7回、田村(右)に押し出し四球を与えた杉山(中央)
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 「ソフトバンク5-8ロッテ」(15日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは痛い逆転負けで3連敗を喫した。2位・ロッテとのゲーム差は「6」に縮まった。

 今宮の先制適時打などで2点を先行したが、2-1で迎えた七回に一挙7点を失った。先発・大関が無死満塁のピンチを背負ったところで2番手・杉山にスイッチしたが、継投が完全に裏目だった。

 杉山は3つの押し出し四球を与える大乱調で逆転を許すと、3番手・又吉もロッテ4番・ソトに11号3ランを浴びるなどして失点を重ねた。

 打線は九回に柳町のこの日2本目のタイムリーなどで2点を反撃したが及ばなかった。

 小久保監督は「追い上げたというか、あの展開なら(相手守護神の)益田を出した時点でよくやった、でしょ。その展開じゃなかったら、こんな(結果)にならないので、野球は」と振り返った。

 3つの押し出しを与えた杉山については「田村から行こうと決めていたんですけど、ノーアウト満塁(からの登板)はちょっと想定外でしたね。でも杉山の今後のステップアップのためには、イニング途中とか勝っているゲームで。今はオスナがいない中で七、八、九(回)をどうして行くかという中で、そこをチャレンジしているんで。これにへこたれずやってほしいですけどね」と責めることはしなかった。

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