西武の2年目・青山が完封でプロ初星 宮城との投げ合い制す「今までで一番ぐらいの気持ち」

 「西武6-0オリックス」(17日、ベルーナドーム)

 今季から先発に転向した2年目の西武・青山美夏人投手が、完封でプロ初勝利を飾った。宮城との我慢比べを制し「今までで一番ぐらいの気持ち」と喜んだ。

 昨季、オリックスとの開幕戦で抑えとしてプロ初登板を飾ったが、九回2死から森に同点ソロを浴びた。「頭から消してはいけない」と1球の怖さをずっと胸に刻み続けてきた中、この日も九回2死で森を迎えた。

 「意識した」と初球の速球が高めに抜けてボールとなり「力まないように言い聞かせた」。2球目、108キロのカーブで右飛に仕留め、両手を誇らしげに高く上げた。プロの洗礼を受けた強打者とはこの日4度の対戦で出塁すら許さなかった。

 完封でのプロ初勝利は、球団では13年ぶり。19日に24歳の誕生日を迎える右腕は「ここからもっともっと、勝ちをファンのみなさまに届けられるように」と誓った。

 ◆青山美夏人(あおやま・みなと)2000年7月19日生まれ、23歳。神奈川県出身。183センチ、94キロ。右投げ右打ち。投手。横浜隼人から亜大に進み、4年春の東都リーグ戦では6勝を挙げる活躍。22年度ドラフト4位で西武入団、新人の23年には開幕戦でプロ初登板(中継ぎ)、4月2日にプロ初Sなど39試合に登板し1敗3S、防御率2.96の成績を残した。

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