帝京の“星” 奈良飛雄馬が決勝打「今年こそは甲子園に行きたい」城東に競り勝ち5回戦へ

 「高校野球東東京大会・4回戦、帝京2-1城東」(18日、神宮球場)

 帝京の“星”が試合を決めた。奈良飛雄馬内野手(3年)が同点の七回に決勝打を放つ活躍で、チームの5回戦進出に貢献した。「ロースコアであそこの1点で決まると思っていた。意地でも返そうと思っていた」と振り返った。

 飛雄馬の名前の由来は、漫画・巨人の星が好きだったという父の影響。姉が3人いるが、待望の男の子で付けられた名前だという。原作ほど厳しい父ではなかったが、小学校、中学時代と平日の学校終わりに一緒に練習を手伝ってくれた大きな存在だ。

 そんな父にも見せたい甲子園の景色。「こういう試合をものにできたのは、試合の中でも成長できてる。今年こそは(甲子園に)行きたい」と力を込めた。

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