45年ぶり夏の甲子園へ 大体大浪商が3回戦突破 エース郷上陽太が2回無失点「楽な気持ちで投げられました」

 7回コールド勝ちし、校歌を歌う大体大浪商ナイン(撮影・北村雅宏)
 6回途中から登板し、力投する大体大浪商・郷上陽太(撮影・北村雅宏)
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 「高校野球大阪大会・3回戦、大体大浪商8-1三国丘」(18日、南港中央野球場)

 創部100周年の節目を迎え1979年以来、45年ぶりとなる夏の甲子園出場を目指す大体大浪商は7回コールド勝利。背番号「1」の右腕・郷上陽太投手(3年)が復帰登板を果たした。

 郷上は5点リードの六回無死満塁から2番手で登板。相手打者を投直併殺に打ち取るなどしてピンチを切り抜けた。終わってみれば2回無安打無失点。「野手が得点してくれていたので、楽な気持ちで投げられました」と振り返った。

 この日は6月の練習試合で左脇腹に死球を受けてからの試合復帰。「久しぶりでしたが自分の思ったとおりのピッチングができた」と、次戦に向けて手応えをにじませていた。

 NPB通算3085安打の張本勲氏らOBの期待も大きい。元横浜ベイスターズ監督の牛島和彦氏、「ドカベン」こと香川伸行氏のバッテリーを擁した79年以来の夏の聖地を目指す。

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