日本ハム・新庄監督 離脱中の2人の復帰プラン 北山は「全然いいです」水野は「守備ができるようになれば呼ぶ」
「ロッテ-日本ハム」(19日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムの新庄剛志監督(52)が試合前に報道陣と談笑。故障離脱中の北山亘基投手(25)、水野達稀内野手(23)を後半戦の早い段階での復帰を示唆した。
水野は6月21日の楽天戦(エスコン)の走塁中に右足首を痛めた。右足関節外側靱帯損傷でゲーム復帰まで4~6週間の診断を受け、ファン投票で選出された球宴は出場辞退していた。
新庄監督は「オールスター明けに(2軍で)3試合ぐらい出します。で、内容を見て。彼の場合、打たなくていいんすよ。守備ができるようになれば呼ぶし、たまにレフトオーバー打ってくれたらいい感じなんで」と話した。
北山は6月4日の広島戦(マツダ)で5回2安打無失点で4勝目を挙げたが、登板後に左足に違和感を覚えた。同7日に左第3趾中足骨疲労骨折と診断されていた。7月18日のくふうハヤテ戦(ちゅ~る)で2番手として復帰登板。2回2/3を1安打無失点、6奪三振だった。
新庄監督は復帰登板について「全然いいです」と評価。「投げてもらうんだったら6、7回は投げてもらいたい。それくらいまではね」とイニング数を条件に昇格させる考え。「でも俺ね、急に変わるからね。『やっぱ呼ぶ』って言って。『えーっ、段取り組んでいません』っていうのが多いから」といきなり昇格させる可能性もほのめかした。
3年目の水野は今季、堅実な守備と勝負強い打撃で遊撃のレギュラーを掴んだ。北山は先発ローテーション入りし4勝1敗、防御率2・85の成績を残していた。今季序盤の躍進の一助となった2人の復帰で、後半戦巻き返しを狙う。