楽天・早川 8回2失点の好投でチームトップの7勝目「太田さんと話し合った中で狙われてる球も分かって」

 自身7勝目を挙げた早川。試合後のヒーローインタビューで7勝目のポーズ(撮影・金居みつよし)
 7勝目を挙げた早川。ウイニングボールを救援の則本(右)から受け取る(撮影・金居みつよし)
 オリックス戦に先発した早川(撮影・金居みつよし)
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 「オリックス2-3楽天」(19日、ほっともっとフィールド神戸)

 楽天・早川隆久投手が8回2失点の好投でチームトップの7勝目を挙げた。「太田さんと話し合った中で狙われてる球も分かって、うまく変えながらやれたことがよかった」と振り返った。

 最後も踏ん張った。1点リードの八回、2死一、三塁のピンチを招いた場面。打席には、この日3打数3安打の西川が入った。勝負所と見てか明らかにギアチェンジ。ちょうど100球目となった最後のボールは、148キロの直球。力で押し込み左飛に抑え、左腕は小さく拳を握りしめた。

 5回までは、二塁すら踏ませない投球で球数もわずか53球だった早川。「マダックスしたかったです」と悔しそうに球場を後にした。

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