壮絶幕切れ サヨナラ負けのエナジックスポーツ選手が担架で運ばれるアクシデント その後に勝った興南が校歌斉唱
「高校野球沖縄大会・決勝、興南4-3エナジックスポーツ」(21日、沖縄セルラースタジアム那覇)
延長十回、サヨナラで敗れたエナジックスポーツの選手が担架で運ばれるアクシデントがあった。
3-3で突入した延長戦で、エナジックスポーツは十回に無得点。その裏、2死二、三塁のピンチを招くと最後は中堅左を抜けるサヨナラ打を浴びて試合が終了した。
両チームの選手が本塁付近に整列したが、エナジックスポーツの選手が立ち上がれずに担架で運ばれた。その後、本塁をはさんでナインがあいさつし、興南の校歌が斉唱された。
開校3年目で春夏通じて初の甲子園出場を目指したエナジックスポーツは、二回に1点、三回に2点を奪われ序盤に0-3とリードされる苦しい展開。それでも七回に一挙3点を奪い、試合を振り出しに戻す意地を見せたが及ばなかった。